JaSST Online Anemone について、Online開催と内容について語ります。
JaSST のOnlineについて
今回JaSST 史上初のOnline開催でした。
Discordとコメントを画面に表示するシステムを使った参加型のカンファレンスでした。暗黙知をテーマに2部構成で構築されており、ライブ配信とOST(Open Space Tecnology)が行われました。
ライブ配信について
テスト要求分析を実際にぱいんさんとハルスプさんが行って、にし課長がアドバイスを行うという業務のロールプレイが行われました。マインドマップを全体に共有しながら、実際に分析していくのをライブ配信して、考え方や興味を持ったポイント等を共有しながら進めていました。
ここでなそが注目したポイントは大きく2点です。
- ぱいんさんとハルスプさんの掛け合い
- にし課長の介入
ぱいんさんとハルスプさんの掛け合い
要求分析を進めていく中で、二人の掛け合いは見ていてとても興味深かったです。見ている視点や視差、風景が違くてそれをすり合わせるための会話に暗黙知を形式知化していく大きなヒントが隠されていました。
にし課長の介入
仕事を進めていく中で、上司の介入や状況確認は必須です。監視という意味ではなくサポートしていく中で、タイミングや頻度、それに声のかけ方が重要になります。その中で、上司ならではの視野の広さを二人に伝えていくヒントが隠されていました。
OSTについて
Open Space Tecnologyは、参加者がトピックを持ち寄ってセッションを行います。参加者が40人くらいで、16トピックが出ていたので、1/3くらいがトピックを出した感じです。内容はテストに関わるものでした。
テスト戦略や今回の分析、テストのあり方といった様々な内容のトピックが上がっており、どれも聞いてみたかったんですが体は一個しか無いということで1つ1つを楽しませてもらいました。