ルンバビリティについて語ります。
テストラジオは、ソフトウェアテストを通じて、テストや開発についてゆるーく話をするラジオです。
OnlineTestConf Japan開催されました。
12月7日(土)に日本でソフトウェアテストのカンファレンスとしては、初となるオンラインカンファレンスが開催されました。Zoomの機能を用いて本家OnlineTestConfのインフラを借り、辰巳さんやパインさんが中心になって開催したOnlineTestConfです。
https://www.onlinetestconf.com/jp/
オンラインなので、自宅でのんびりと聞くことができます。他にも都合に合わせて離れたり、参加したりできる。会場に移動しないといけないがなく、負担が少ないカンファレンスでした。
セッションは全部で4つ
- Gerie Owen – ペルソナとユーザーバリューストーリーによるカスタマーエクスペリエンスの変換
- 湯本 剛 – これからの開発に役立つソフトウェアテスト(エッセンシャル版)
- 山下 颯太 – AIが自動テストの分野でどのように使われるのか
- Michael Bolton – 新しくテスターになる人へ – あなたの将来を保証しよう
英語2セッション、日本語2セッションの4セッションでした。英語は日本語字幕がついています。資料を見ながら英語を聞いて、日本語字幕を読むのは大変ですが、字幕あるのは本当にありがたかったです。翻訳チームありがとうございました。
この後、Youtubeにも公開されるとのことなので逃してしまった人は、公開までお待ちください。
ルンバビリティについて
ルンバを導入すると部屋がきれいになるは本当でした。
もともとルンバを前提に部屋を構築していたので、床からコードや荷物をいかになくすかを頑張るだけでした。
ベッドやテレビ台はルンバが通れるように購入時に考えていたので、苦節5年くらい経ってようやく本体を導入することができました。
なぜ今まで導入しなかったのか?
掃除ロボットが世に出て数年経っているのに、少なくとも導入を考えてから5年以上経っての導入には、大きな壁がありました。
それは……
ルンバ自身の掃除です。
1回の走行(1日1回)であれば、1回のルンバの掃除が必要だと思っていました。そのため自分でやるよりは楽だけど、結局毎日メンテナンスが必要になると考えると億劫だなという理由で導入してきませんでした。
もう一つの要素としては、高い!
最近では、安い製品も出てきていますが、3万円~15万円と何が違うのかわからないくらい値段にばらつきがあります。
導入と効果
今回、購入に至った経緯としては、とある人たちと話をしていた時に私が導入に至れない「ルンバ自身の掃除」を解決する機種が登場したとのこと。
毎日の掃除してくれるルンバに溜まったゴミを、約1ヶ月分回収し続けてくれるクリーンベース ルンバi7+ が登場していました。調べてみると、5年前と比べて色々と進化しており、マッピングやスマホから操作できるようになったりしていました。
効果については、文句なしです。
毎日、掃除してくれるので、床に物を置かなくなりました。また、大掃除と称してテレビ裏のコードの整理やいらないダンボールや箱の処分とルンバが頑張ってくれるところ以外でもしっかりときれいになっています。
ルンバ用の部屋作りを目指していたとはいえ、やることはありました。
そこで、ルンバに動いてもらう部屋を決めて、少しずつ拡張していきました。
ちなみに我が家は1Kです。掃除の対象は、
- リビング
- キッチン
- 脱衣所
と大きく分けて3箇所です。
まずはリビングの限られたテレビ周りと机の下を掃除してもらうようにし、リビングの1畳くらいから自動化していきました。
限られた場所でもきれいになると掃除に対するテンションは変わります。徐々に拡張されていきます。そして、3週間ほどかけて全体をルンバが走行できるようになりました。(床にあった荷物はソファの上に退避したという荒技も使っていますが、少しずつ荷物も減っています)
部屋がきれいという事実は忙しい時とかでも、散らかった部屋をみなくて済むので心理的にとても安心できます。
それでも、ルンバだけでは全てをまかないきれない
覚悟はしていましたが、角には弱いです。
ですが、そこにゴミが溜まっているかというとそういうわけではありません。
他には、ルンバが下に入れない場所や登れない場所。例えば、冷蔵庫の下とかですね。
その辺は自分で動けば事足ります。それこそ土日にささっとするだけできれいになります。
あと、ルンバ掃除後、側面が真っ白になります。ということは壁も掃除対象にすべきということがわかりました。
ルンバを導入しても掃除という活動はなくならない
というのも、絶対にルンバには入って欲しくない場所もあります。それはトイレです。
そう考えると、やはり掃除という活動はなくならないのだなと思いました。これはテストに置き換えても(無理やり!)変わらないのではないでしょうか?
ルンバがあれば、掃除機がいらないということでもないです。手でやったほうが早い掃除はやっぱりあります。細かい掃除になりますが引き戸のレール掃除とかはやっぱり掃除機が欲しくなります。
そして、ルンバを導入する時には、どういう部屋がルンバにとって動きやすいかを考えるだけではなく、それを維持できるかも必要になってきます。
せっかく導入したのに、使われなくなるのは辛いです。
ルンバビリティには、容易性だけではなく、保守性や拡張性も必要になります。
というわけで、みなさんも掃除をかねて自動化してみたらどうでしょうか?
AdventCalender 2019が始まりました!
ソフトウェアテストの小ネタ Advent Calendar 2019
すでに空きがないですが、毎日更新されるネタを楽しみにしていきましょう♪