テストラジオ なそ回 よしたけ回

第258回 テストラジオ JaSST 24 九州で発表してきた!

どうも、なそです!
今回のテストラジオは、JaSST 24 九州でワークショップをしてきた話と実際にワークショップをやったときの話です。

繰り返しになりますが、本当にこの機会を頂きありがとうございました!
オンラインの対応もやっていただき、細かい内容に対応いただいたので本当に感謝しかないです。

補足として、こちらでどんなワークショップをしたのかと実際に現場で本ワークショップをやろうとしたときの助けになればよいなと、補足しようと思います。

現地、オンラインのタイムスケジュールもあるんですが、もうちょっと整理したら公開できるかな。もう少しお待ち下さい。

実践!マインドマップを活用したソフトウェアテスト+活用事例

ワークショップのキモ

① 課題は3回分一気に駆け抜けると、集中力が切れずにできる

同じ課題を短い時間で3回やることになる本ワークショップです。途中で休憩を挟むと皆の集中力が切れてしまって、複数回に成果が出ていなかったのが過去のワークショップでありました。心を鬼にして実施してみてください。

② 課題は2人1組で実施する

人数の都合上で3人になることがあります。講師として見ていると「1人が喋り続ける」「1名が黙ってしまう」「相手の意見に乗っかりにくい」等の傾向があったため、2人1組が理想だと思っています。絶対に相手とコミュニケーションを取らないと行けない状況を作るのが参加者もワークショップだから勇気を出して会話してみようという形になります。

③ 前提条件は逼迫している状況を伝えてあげる

どうして自分がやったことがないことには、取り組みにくいのは人間誰しもあります。そうするとワークショップの進行に関係してきます。本ワークショップは時間が長いですが、3サイクルを持ちますので、1つの遅れが大きな遅れになります。悪いことではないんですが、取り組んでみようという気持ちにするのも大事ですよね。そのため、②と同様ですがまずはやってみようと思える状況を作るのが良いかなと思っています。

④ 講師は強い気持ちを持って、静かなタイミングも歓迎しよう

ワークショップの課題 1回目の開始時は、皆が一斉に会話するので会場が賑やかになります。しかし、2回目は会話がなくなることがあります。これは、1回目の反復にリソースを使っているのでどうしても静かになりやすいです。講師としては1回目に比べると静かになりすぎるので、ドキドキしますよね。でも、大丈夫です。3回目が静かな場合は皆に声をかけてみましょう。 逆にオンラインは、1回目静かで、2回目会話多めです。これは会話をするのが、1回目の情報共有のタイミングだからです。

⑤ 行為に名前をつけるのは最後に

ワークショップでは、行為に名前をつけるのは最後にしています。具体的には、YWTでのふりかえりになります。実感したものに名前が与えられる方が覚えやすいというのがあるからです。逆に最初からYWTでやろうというと、その説明をしたり例を出したりと理解してもらわないといざ実践とできなくなってしまって、ワークショップ全体がYWT勉強会になってしまいます。その逆でやれば、あら不思議。体験済みなものに名前がつくというだけです。内容は今まさにやっていたことです。

実は2018年からやっていたワークショップのアップグレード版です。
このころの資料が4:3だ。

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